判断力を磨くには?「スピード感」とリスク管理の重要性

管理職として、日々何かを「判断」することが仕事の一つですよね。
小さなことから大きなことまで、次々に決断を迫られる。

でも、判断に関してこんな悩みを感じたことはありませんか?

  • 「間違ったらどうしよう…」
  • 「もっと時間をかければ正しい答えに辿り着けるはず…」

私自身、管理職として多くの判断をしてきました。振り返ると、判断で失敗したことも少なくありません。しかし、その経験を通じて気づいたことがあります。

それは…
判断に時間をかけすぎることが、結果的に間違いになることもあるということです。


スピード感を持った判断の大切さ

特に、時間をかけたからといって必ず正解に辿り着くわけではない問題の場合、スピード感が重要になります。

例えばこんなケースを考えてみてください:

  • 判断が遅れた結果、チャンスを逃してしまった
  • チームの進行が止まり、メンバーのモチベーションが下がった

これでは、どれほど正確な判断をしても遅すぎますよね。

そこで大事なのが、間違っても良いから早く判断することです。
判断が間違っていた場合でも、早く修正すれば結果的に全体の進行はスムーズになります。この「スピード感」が、私が日々意識している判断力の一つのポイントです。


任せる判断が育てるもの

管理職の仕事は、自分で判断をすることだけではありません。時には、スタッフに判断を「任せる」ことも重要です。

なぜなら、任せることで彼ら自身の成長を促せるからです。
もちろん、任せた結果、間違った判断が下されることもあります。しかしその場合は、「任せる」という判断をした自分の責任として受け止めます。

大切なのは、判断を任せることでスタッフが失敗から学び、次に活かせる力をつけること。そのプロセスが、組織全体の成長にも繋がります。


リスク管理という視点

スピード感だけでなく、リスク管理の視点も欠かせません。
判断には必ずリスクが伴います。

  • リスクを無視して判断を急ぐと、大きな失敗に繋がる可能性がある
  • リスクを恐れすぎて判断を遅らせると、別のチャンスを失うこともある

ここで重要なのは、全てのリスクを排除しようとするのではなく、「どのリスクなら受け入れられるか」を見極めることです。
例えば、短期的にはコストがかかるけれど、長期的には大きなリターンが期待できる選択肢があるとします。この場合、短期的なリスクを受け入れる判断をすることで、結果的にプラスに働くことも多いのです。

リスクを的確に捉えながらスピード感を持つこと。このバランスが、管理職としての判断力を一層高めてくれます。


柔軟性と感情のコントロールも判断力の一部

判断を一度下した後、それが状況の変化に伴って適切でなくなることもあります。その場合、柔軟に判断を見直す力が求められます。

「一度決めたことだから」と固執するのではなく、チームや環境にとって最善の道を再考すること。これもまた、判断力の重要な一部です。

また、感情のコントロールも忘れてはいけません。

  • 怒りや焦りに流されない冷静さ
  • チームメンバーの気持ちに共感する姿勢

これらが、判断の正確さやスピードだけでは解決できない部分を補い、チームの信頼を得る力になるのではないでしょうか。


判断力は「経験」から磨かれる

判断力は、生まれつき備わっているものではありません。むしろ、失敗を含む経験の積み重ねから生まれます。

  • 過去にどんな判断をして、どのような結果を招いたのか
  • 他のリーダーの判断を観察し、自分なりに分析する

これらを繰り返すことで、判断力は徐々に磨かれていきます。


まとめ:判断力を磨く5つのポイント

  1. スピード感:間違いを恐れず、早く判断する。修正すれば良いと考える。
  2. 任せる力:スタッフに判断を任せ、成長の機会を提供する。
  3. リスク管理:リスクを見極め、受け入れるべきリスクを選択する。
  4. 柔軟性:状況の変化に応じて判断を見直す力を持つ。
  5. 経験から学ぶ:過去の成功と失敗を振り返り、次に活かす。

管理職の判断力は、これらの要素をバランスよく鍛えることで成長していきます。
みなさんの「判断力」をさらに磨くヒントになれば嬉しいです!

共感?同調?

それって共感じゃなくて同調かもしれません。

共感のつもりが同調になると危険な時があります。

共感は感情に、同調は意見や考えに焦点を当てます。

だから

何か相談を受けたとき同調してしまうと

「同じ意見や考えだ」

「この意見が通った」

と勘違いされてしまうことがあります。

結果

「私は正しい」なんてことになる

管理職の自分としてはただ共感しているつもりでも・・・

例をあげると

何かトラブルが起きた時にヒアリングしている場面で

相手「〜があって腹が立ったんですよ!」

同調の場合

私「そんなことがあったら腹立つよね」

共感の場合

私「そんなことがあって腹が立ったんですね」

という感じでだいぶ印象が異なります。

もし自分が相手の立場なら

同調の場合は自分は間違っていないと思うかもしれない

共感の場合なら自分を俯瞰してみれるかもしれない

同調と共感は区別しましょう。

メンタルの話し

管理職が自分のメンタルを維持する方法は?

管理職の自分とプライベートの自分を分ける

管理職になり大きな仕事の1つとして

「部署からのクレームを聴く仕事」が大きい

例えば

「あなたの部署のAさんなんとかして」

とか

「対応が悪い 指導がなっていない」

とか

自分の部署からもクレームは多い

「あの人仕事しない」

とかとか 基本的に褒められることより厳しいことを言われることの方が多い

まぁそんなもの

心の声としては

「知らんがな」

って思うこと多々あり

それでは良くないから事実関係を行い改善していく

改善も全てがうまくいく訳もなく

自分の力量不足に参ってしもうこともある

管理職になって精神的に疲れて休養に入る人も結構いる

そんな中自分はどうやってメンタルを維持しているか?

自分が非難されているとは思わない

管理職という役割を演じている自分の力量不足

これは他人事にしているわけではない

仕事場での役割に対して言われていることだから仕事が終わったらそんなクレームや厄介な仕事は職場のロッカーの中に置いていく

次の日結局ロッカーから出さないといけないけれど・・・

それは仕事なので向き合うとして

管理職の自分が抱える悩みを四六時中持っていたら疲れてしまう

とりあえず職場のロッカーに置いていこう!

っていうのが僕の方法 そりゃ持ち帰って頭悩ますこともあるけれど

悩むことなんか他にもたくさんあ

家庭のこと お金のこと 老後のこと

全部抱えていたらしんどい

だから仕事の悩みは職場に置いて帰ろ

ありがとさんです!

不満への対応2

不満が多い人の特徴に自分の価値観が一番正しい!

って思っている人が多いです

確かに話を聞けば正しいことを言っていますが

また理想通りに行かないことを不満に思うことも多い様です

若いスタッフの不満はいいですがベテランの不満はきついです・・・

色々な意味で

じゃぁ、どうしましょうか?

不満への対応はこれで返します

不満への解決方法は自分で考えてもらいます

どうしましょうか?って

不満を解決することがリーダーの仕事の一つではあると思います

でも、個人の価値観で思う不満は自分で解決して頂きます

それが出来ないからこちらに言ってくるのは分かります

若いスタッフなら手助けします

ベテランは自分で考えてください

って言うのが本音ですね

理念の共有

とは言え問題解決の重要なポイントにチームの理念が重要です

柱となる考え方を伝えないといけない

これはリーダーの仕事です

理念の共有・・・出来ていません

偉そうに不満への対応を語りながら・・・

次回のテーマにしたいと思います

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不満への対応

チームのリーダーになると不満を聞くことが多くなる

「あの人は仕事が出来ない・・・」

「あの人は仕事しない」

「仕事が出来ないあの人と給料がたいして変わらない・・・」

いろんな不満、時に悪口

※大前提:僕には人事権は無いし給料も決められない

聞いて欲しいだけの不満

僕に与えられている権限が解っていて色々な不満を言ってくる

この不満は傾聴しかできないし相手もそれが解っていると思う

きっと、自分の気持ちを解っていて欲しいのかな?って思って聴く

考え方は色々だからそりゃ不満もあるよねって感じで聴くけど

聴くのってすごく大変!!

どうにかして欲しい不満

「あの人は仕事しない」

これはどうにかして欲しい不満

これには対応しないといけない

でもいきなり注意しない

明らかに仕事してなかったら(漫画読んでたり、寝てたり)注意して終わりだけど

まずは事実の確認

呼び出して話を聴く

僕はズバッと聴く事が苦手だから周りくどくなっていると思うけど・・・

まずは事実の確認

不満を言ってる側の間違いな時もある

話を聴かずに注意はしない

そして不満を言ってる側の勘違いであればそれはちゃんと伝える

これがひとつのパターン

次ももう少し考えてみたいと思います・・・

セミナーを計画!!

組織マネジメントを学んでいく方法として今までは

  • udemy
  • podcast

などで行っていましたが、

この度、講師を依頼して行うリーダーとして成長するためにセミナーを計画しました!

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