自己中心性バイアスは見えない壁?

物事を自分の考えや経験だけで判断していませんか?

管理職として1on1でスタッフから話を聞くと「自己中心性バイアスが強い人」がいます。

というか、結構多いです。

今回はこの自己中心性バイアスのお話です。

その影響を理解して、克服する方法を考えてみましょう!

自己中心性バイアスとは?

そもそも自己中心バイアスは何かというと

「自分の経験や視点を基準にして他者や状況を理解しようとする傾向」

のことです。

これは無意識のうちに発生し、自分の立場から物事を見ることが当然だと思ってしまいます。

このバイアスが影響を及ぼすと、他者の視点や経験を理解しにくくなり、

コミュニケーションの誤解や対立が生じる可能性が高くなります。

結果的には全体を見ているようで見れていない印象です。

簡単に言えば自分の考え方強めな感じですね。

自己中心性バイアスの影響

  1. コミュニケーションの誤解: 自分の視点を中心に考える傾向が強いと、相手の言葉や行動を自分の視点で解釈しやすくなります。これが原因でコミュニケーションの誤解が生じ、関係が損なわれることがあります。
  2. 対話が限られるてしまう: 自分の意見や経験に偏りがあると、相手の対話が限られてしまう、制約される可能性があります。新しい意見や視点を受け入れにくくなり、成長や学びの機会を逃すことがあります。
  3. 人間関係のマイナス: 自分中心的な態度は、人間関係において信頼を損なう要因となります。相手の立場や感情を理解せずに行動することで、対立や不和が生じる可能性が高まります。

自己中心性バイアスの影響として上記3つが挙げられます。

自分自身の考えや行動で結果を出してきた人は、

今までやってきた方法が答えであることは理解できます。

結果を出してきたのですから。

その中で特に、過去に学んできた環境も影響します。

例えば、先輩や上司が「自己中心性バイアス」が強い人から教育を受けてきた場合

自ずとそういう傾向が強い気もします。

でも、今はその時と環境が違いませんか?

以前は似た思考・意見の人の集まりだったかもしれません。

だからうまくいったのかもしれない。

今の環境 はどうですか?

今の周りの人達、 今の自分の立ち位置はどうですか?

環境が変われば以前の方法ではうまくいかないことがたくさん出てきます。

自己中心性バイアスを克服するには?

ではどうやって解決しましょう?

  1. 意識的に視点を変化させる: 意識的に相手や他の視点を考え、自分の経験だけでなく、相手の立場や感情にも目を向けるよう心がける。
  2. 積極的に質問する:相手の意見や経験に興味を持ち、積極的に質問することで、自分の視点を広げることができます。開かれた会話が新たな理解を生むことがあります。
  3. 感謝と共感を表現する:相手の視点や考えを認め、感謝を表すことで、自己中心的な態度を和らげることができます。

この3つがありますが、そんな簡単には克服できないでしょう。

自分だけで自己中心性バイアスを克服するのはとても難しいと思います。

そんな時こそ、上司や先輩の出番となります。

簡単に「この視点で考えるとどう?」みたいな問いかけてみてはどうでしょうか。

自己中心性バイアスが強い人は一筋縄では行きませんが・・・

自己中心性バイアスは誰にでも潜んでいるものです。

しかしそれは、

意識的な努力と積極的なコミュニケーションによって乗り越えることができます。

他者との理解を深め、対話を通じてより豊かな人間関係を築くために、

自己中心性バイアスをほぐしてみてはどうでしょうか?

共感?同調?

それって共感じゃなくて同調かもしれません。

共感のつもりが同調になると危険な時があります。

共感は感情に、同調は意見や考えに焦点を当てます。

だから

何か相談を受けたとき同調してしまうと

「同じ意見や考えだ」

「この意見が通った」

と勘違いされてしまうことがあります。

結果

「私は正しい」なんてことになる

管理職の自分としてはただ共感しているつもりでも・・・

例をあげると

何かトラブルが起きた時にヒアリングしている場面で

相手「〜があって腹が立ったんですよ!」

同調の場合

私「そんなことがあったら腹立つよね」

共感の場合

私「そんなことがあって腹が立ったんですね」

という感じでだいぶ印象が異なります。

もし自分が相手の立場なら

同調の場合は自分は間違っていないと思うかもしれない

共感の場合なら自分を俯瞰してみれるかもしれない

同調と共感は区別しましょう。

管理職のメンタル

管理職が自分のメンタルを維持する方法は?

「管理職の自分」と「プライベートの自分」を分ける

管理職の大きな仕事の1つとして

「他部署からのクレームを聴く仕事」がある

例えば

「あなたの部署のAさんなんとかして」とか

「対応が悪い 指導がなっていない」とか

もちろん自分の部署からもクレームはでる

「あの人仕事しない」とかとか

基本的に褒められることより厳しいことを言われることの方が多い ・・・

まぁそんなもの

心の声としては「知らんがな

って思うこと多々あり

それでは良くないから事実関係を行い改善していく

改善も全てがうまくいく訳もなく

自分の力量不足に参ってしもうこともある

管理職になって精神的に疲れて休養に入る人も結構いる

そんな中自分はどうやってメンタルを維持しているか?

自分が非難されているとは思わない

管理職という役割を演じている自分の力不足

仕事場での役割に対して言われていること

だから仕事が終わったら

そんなクレームや厄介な仕事は職場のロッカーの中に置いていく

次の日結局ロッカーから出さないといけないけれど・・・

それは仕事なので向き合うとして

管理職の自分が抱える悩みを四六時中持っていたら疲れてしまう

とりあえず職場のロッカーに置いていこう!

っていうのが僕の方法

そりゃ持ち帰って頭悩ますこともあるけれど

悩むことなんか他にもたくさんある

家庭のこと

お金のこと

老後のこと

全部抱えていたらしんどい

だから仕事の悩みは職場に置いて帰ろう!

自分の伸び代を長くする

物事を自分の考えや経験だけで判断していませんか?

管理職として1on1などで話を聞くと「自己中心バイアスが強い人」がいる

というか結構多い

そもそもこの自己中心バイアスは何か?

「物事を評価する際に自分中心の視点が強すぎる傾向」

結果的に全体を見ているようで見れていない感じで

自分の考え方がとても強めな感じです

自己中心性バイアスが強すぎるデメリットは

①コミュニケーションが難しい

②新しい意見が出にくい

③成長を止める

自身の考えや行動で結果を出してきた人は今までの方法が会っていたことは理解できます。

自己中心性バイアスに影響を与えるのは

育ってきた環境で、先輩や上司が自己中心バイアス強い人から教育を受けてきている印象です

でも、今までの環境と今の環境は違いませんか?

今までは思考が似ている人の集まりだったかもしれない

だからうまくいったのかも・・・

今の環境はどうでしょう?

今の周りの人達、今の自分の立ち位置・環境が違いませんか?

以前の方法ではうまくいかないことが多々あると感じている場合

自己中心バイアスの影響を軽くした方が良い

そのためにリーダーは フィードバックすることだったり

「この視点で考えるとどう」

みたいな問いかけをしていくと良いです。

バイアスが強うい人は一筋縄ではいかない

でも、チームとして大きく成長するために

自己中心バイアスをほぐしていく

その環境にあった適切な答えを見つけていきたいですね。

メンタルの話し

管理職が自分のメンタルを維持する方法は?

管理職の自分とプライベートの自分を分ける

管理職になり大きな仕事の1つとして

「部署からのクレームを聴く仕事」が大きい

例えば

「あなたの部署のAさんなんとかして」

とか

「対応が悪い 指導がなっていない」

とか

自分の部署からもクレームは多い

「あの人仕事しない」

とかとか 基本的に褒められることより厳しいことを言われることの方が多い

まぁそんなもの

心の声としては

「知らんがな」

って思うこと多々あり

それでは良くないから事実関係を行い改善していく

改善も全てがうまくいく訳もなく

自分の力量不足に参ってしもうこともある

管理職になって精神的に疲れて休養に入る人も結構いる

そんな中自分はどうやってメンタルを維持しているか?

自分が非難されているとは思わない

管理職という役割を演じている自分の力量不足

これは他人事にしているわけではない

仕事場での役割に対して言われていることだから仕事が終わったらそんなクレームや厄介な仕事は職場のロッカーの中に置いていく

次の日結局ロッカーから出さないといけないけれど・・・

それは仕事なので向き合うとして

管理職の自分が抱える悩みを四六時中持っていたら疲れてしまう

とりあえず職場のロッカーに置いていこう!

っていうのが僕の方法 そりゃ持ち帰って頭悩ますこともあるけれど

悩むことなんか他にもたくさんあ

家庭のこと お金のこと 老後のこと

全部抱えていたらしんどい

だから仕事の悩みは職場に置いて帰ろ

ありがとさんです!

他人を変えるのは無理?

「他人は変えられない」

これってよく聞きます

その通りだと思います

でも 他人に何らかの影響は与えることはできないかな?

自分自身を振り返っても色々な人からの影響を受けて今があるからそう思います

影響力のあるもの

本、映画、著名人 などはとても影響力があると思います

友達、家族 は少しはあるでしょう

影響 受けやすい人 と 受けにくい人

影響受けやすい人と受けにくい人がいます

僕は影響を受けやすい人です

頭がよくなくて素直な田舎者だからだと思います(自分では素直と思っている)

僕は本に書いていることや著名人の言葉からとても影響を受けやすいです

頭悪いなりに考えてはいるので全てを鵜呑みにすることはありません(と思っています)

でも すぐに影響されてしまいます

振り返ってみると 影響を受けて損したことは無かったと思います

プラスになっていると思っています

影響を受けにくい人は慎重な人が多い印象です

それとも疑い深い?

結果 変わっているのか?

変化はあると思います

新しい知識が入ることで変化して成長しているからです

と言うことは 人を変えることができるって言うことでしょうか?

変わりたいと 思っている人・思っていない人

僕は変わっていきたい 成長していきたいと思っています

だから影響も受けやすく変化しているのだと思います

反対に 変わることが怖いと思っている人もいると思います

今の自分は嫌だけど変わる勇気がない

その気持ちもわかります

全ての人が変わりたいとか成長したいとか思っているわけではない

でも 『変わることはいいこと』であることを伝えられたら良いなと思っています

変わった後の状態が嫌なら前の状態に戻れば良いと思います

だから 変化を受け入れる準備を手伝う

「他人は簡単には変えられない」

変わりたいと思う人は変えられる

変わりたいと思わない人は変わってもいいかなって思ってもらう

どちらにしても

まずは 『変化を受け入れる準備の手伝い』をやって行きたいと思います

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理念の共有

理念を共有できていますか?

理念を共有することでチーム力を高めます

理念とは

組織の在り方や目的を示すもの「このようにあるべき」といった根本の考え方です

「医療従事者であれば患者のことを一番に考えるべき」みたいなことです

では 組織の理念はどうでしょうか

この組織はどんな役割を果たすべきか

組織の理念

医療技術職は個人レベルでは「理念の共有」ができていると思います

「患者のために」は共通していると思います

では 組織レベルの理念はどうでしょうか

組織として病院でどのような役割を果たしていくか

この組織としての理念をメンバーで共有できているところは少ないかもしれません

例えば

「この組織は病院を引っ張っていく」

のか

「この組織は病院を支えていく」

これだけで違いが生まれます

対応も異なって来るでしょう

具体的に

上の「例え」でいくと別のことが起きてきます

「引っ張っていく方」

ガツガツと仕事を進めていく

自分達のできる仕事はどんどん取っていくように動いていきます

「支えていく方」

一歩さがって自分達のやるべきことを探してサッポート役を担う

目立たずに隙間を埋めていように動いていきます

※どちらが良い 悪いの話ではありません

共有が必要

組織の中で理念を共有せずにいると正反対の動きをするスタッフが出てきます

トラブルを招くかもしれません

組織理念の共有

色々な考え方や価値観があります

そこを共有し共感することは大事です

理念を共有することはチームの柱になります

「この組織の理念はこれだから こちらの考えで行きましょう」

それができます

チーム力を高めるためにまずは理念を掲げて共有することが大事です

役割を分担した結果

部署としてやる仕事は色々あります

各業務には専門的な知識と技術が必要です

必要な知識も技術も上がってきています

ですが 全てのスタッフが全ての業務に対しての知識と技術を最上級にすることは難しいです

理由は業務の向き不向き 興味の度合い 好き嫌い があります

好き嫌いは大きく影響します

好き嫌いが興味の度合いに影響し知識や技術に影響します

好きな業務は得意な業務になっていきます

嫌いな業務

嫌いな業務は伸びません

大事な仕事であっても 嫌いな仕事は手を抜いてしまう

すると スタッフの間に温度差が生じてしまい 不満に繋がってしまいます

『社会人なんだから 仕事なんだから どんな仕事も ちゃんとやろうよ』

この感覚は人それぞれで 自分は他で役割を果たしているからと思っているのかもしれません

やってくれる人が仕事をしてくれるから組織としては全ての業務が出来ていますが・・・

これで良いのか悩みます・・・

不満への対応2

不満が多い人の特徴に自分の価値観が一番正しい!

って思っている人が多いです

確かに話を聞けば正しいことを言っていますが

また理想通りに行かないことを不満に思うことも多い様です

若いスタッフの不満はいいですがベテランの不満はきついです・・・

色々な意味で

じゃぁ、どうしましょうか?

不満への対応はこれで返します

不満への解決方法は自分で考えてもらいます

どうしましょうか?って

不満を解決することがリーダーの仕事の一つではあると思います

でも、個人の価値観で思う不満は自分で解決して頂きます

それが出来ないからこちらに言ってくるのは分かります

若いスタッフなら手助けします

ベテランは自分で考えてください

って言うのが本音ですね

理念の共有

とは言え問題解決の重要なポイントにチームの理念が重要です

柱となる考え方を伝えないといけない

これはリーダーの仕事です

理念の共有・・・出来ていません

偉そうに不満への対応を語りながら・・・

次回のテーマにしたいと思います

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不満への対応

チームのリーダーになると不満を聞くことが多くなる

「あの人は仕事が出来ない・・・」

「あの人は仕事しない」

「仕事が出来ないあの人と給料がたいして変わらない・・・」

いろんな不満、時に悪口

※大前提:僕には人事権は無いし給料も決められない

聞いて欲しいだけの不満

僕に与えられている権限が解っていて色々な不満を言ってくる

この不満は傾聴しかできないし相手もそれが解っていると思う

きっと、自分の気持ちを解っていて欲しいのかな?って思って聴く

考え方は色々だからそりゃ不満もあるよねって感じで聴くけど

聴くのってすごく大変!!

どうにかして欲しい不満

「あの人は仕事しない」

これはどうにかして欲しい不満

これには対応しないといけない

でもいきなり注意しない

明らかに仕事してなかったら(漫画読んでたり、寝てたり)注意して終わりだけど

まずは事実の確認

呼び出して話を聴く

僕はズバッと聴く事が苦手だから周りくどくなっていると思うけど・・・

まずは事実の確認

不満を言ってる側の間違いな時もある

話を聴かずに注意はしない

そして不満を言ってる側の勘違いであればそれはちゃんと伝える

これがひとつのパターン

次ももう少し考えてみたいと思います・・・