共感?同調?

それって共感じゃなくて同調かもしれません。

共感のつもりが同調になると危険な時があります。

共感は感情に、同調は意見や考えに焦点を当てます。

だから

何か相談を受けたとき同調してしまうと

「同じ意見や考えだ」

「この意見が通った」

と勘違いされてしまうことがあります。

結果

「私は正しい」なんてことになる

管理職の自分としてはただ共感しているつもりでも・・・

例をあげると

何かトラブルが起きた時にヒアリングしている場面で

相手「〜があって腹が立ったんですよ!」

同調の場合

私「そんなことがあったら腹立つよね」

共感の場合

私「そんなことがあって腹が立ったんですね」

という感じでだいぶ印象が異なります。

もし自分が相手の立場なら

同調の場合は自分は間違っていないと思うかもしれない

共感の場合なら自分を俯瞰してみれるかもしれない

同調と共感は区別しましょう。

管理職のメンタル

管理職が自分のメンタルを維持する方法は?

「管理職の自分」と「プライベートの自分」を分ける

管理職の大きな仕事の1つとして

「他部署からのクレームを聴く仕事」がある

例えば

「あなたの部署のAさんなんとかして」とか

「対応が悪い 指導がなっていない」とか

もちろん自分の部署からもクレームはでる

「あの人仕事しない」とかとか

基本的に褒められることより厳しいことを言われることの方が多い ・・・

まぁそんなもの

心の声としては「知らんがな

って思うこと多々あり

それでは良くないから事実関係を行い改善していく

改善も全てがうまくいく訳もなく

自分の力量不足に参ってしもうこともある

管理職になって精神的に疲れて休養に入る人も結構いる

そんな中自分はどうやってメンタルを維持しているか?

自分が非難されているとは思わない

管理職という役割を演じている自分の力不足

仕事場での役割に対して言われていること

だから仕事が終わったら

そんなクレームや厄介な仕事は職場のロッカーの中に置いていく

次の日結局ロッカーから出さないといけないけれど・・・

それは仕事なので向き合うとして

管理職の自分が抱える悩みを四六時中持っていたら疲れてしまう

とりあえず職場のロッカーに置いていこう!

っていうのが僕の方法

そりゃ持ち帰って頭悩ますこともあるけれど

悩むことなんか他にもたくさんある

家庭のこと

お金のこと

老後のこと

全部抱えていたらしんどい

だから仕事の悩みは職場に置いて帰ろう!

自分の伸び代を長くする

物事を自分の考えや経験だけで判断していませんか?

管理職として1on1などで話を聞くと「自己中心バイアスが強い人」がいる

というか結構多い

そもそもこの自己中心バイアスは何か?

「物事を評価する際に自分中心の視点が強すぎる傾向」

結果的に全体を見ているようで見れていない感じで

自分の考え方がとても強めな感じです

自己中心性バイアスが強すぎるデメリットは

①コミュニケーションが難しい

②新しい意見が出にくい

③成長を止める

自身の考えや行動で結果を出してきた人は今までの方法が会っていたことは理解できます。

自己中心性バイアスに影響を与えるのは

育ってきた環境で、先輩や上司が自己中心バイアス強い人から教育を受けてきている印象です

でも、今までの環境と今の環境は違いませんか?

今までは思考が似ている人の集まりだったかもしれない

だからうまくいったのかも・・・

今の環境はどうでしょう?

今の周りの人達、今の自分の立ち位置・環境が違いませんか?

以前の方法ではうまくいかないことが多々あると感じている場合

自己中心バイアスの影響を軽くした方が良い

そのためにリーダーは フィードバックすることだったり

「この視点で考えるとどう」

みたいな問いかけをしていくと良いです。

バイアスが強うい人は一筋縄ではいかない

でも、チームとして大きく成長するために

自己中心バイアスをほぐしていく

その環境にあった適切な答えを見つけていきたいですね。