共感?同調?

それって共感じゃなくて同調かもしれません。

共感のつもりが同調になると危険な時があります。

共感は感情に、同調は意見や考えに焦点を当てます。

だから

何か相談を受けたとき同調してしまうと

「同じ意見や考えだ」

「この意見が通った」

と勘違いされてしまうことがあります。

結果

「私は正しい」なんてことになる

管理職の自分としてはただ共感しているつもりでも・・・

例をあげると

何かトラブルが起きた時にヒアリングしている場面で

相手「〜があって腹が立ったんですよ!」

同調の場合

私「そんなことがあったら腹立つよね」

共感の場合

私「そんなことがあって腹が立ったんですね」

という感じでだいぶ印象が異なります。

もし自分が相手の立場なら

同調の場合は自分は間違っていないと思うかもしれない

共感の場合なら自分を俯瞰してみれるかもしれない

同調と共感は区別しましょう。

自分の伸び代を長くする

物事を自分の考えや経験だけで判断していませんか?

管理職として1on1などで話を聞くと「自己中心バイアスが強い人」がいる

というか結構多い

そもそもこの自己中心バイアスは何か?

「物事を評価する際に自分中心の視点が強すぎる傾向」

結果的に全体を見ているようで見れていない感じで

自分の考え方がとても強めな感じです

自己中心性バイアスが強すぎるデメリットは

①コミュニケーションが難しい

②新しい意見が出にくい

③成長を止める

自身の考えや行動で結果を出してきた人は今までの方法が会っていたことは理解できます。

自己中心性バイアスに影響を与えるのは

育ってきた環境で、先輩や上司が自己中心バイアス強い人から教育を受けてきている印象です

でも、今までの環境と今の環境は違いませんか?

今までは思考が似ている人の集まりだったかもしれない

だからうまくいったのかも・・・

今の環境はどうでしょう?

今の周りの人達、今の自分の立ち位置・環境が違いませんか?

以前の方法ではうまくいかないことが多々あると感じている場合

自己中心バイアスの影響を軽くした方が良い

そのためにリーダーは フィードバックすることだったり

「この視点で考えるとどう」

みたいな問いかけをしていくと良いです。

バイアスが強うい人は一筋縄ではいかない

でも、チームとして大きく成長するために

自己中心バイアスをほぐしていく

その環境にあった適切な答えを見つけていきたいですね。

メンタルの話し

管理職が自分のメンタルを維持する方法は?

管理職の自分とプライベートの自分を分ける

管理職になり大きな仕事の1つとして

「部署からのクレームを聴く仕事」が大きい

例えば

「あなたの部署のAさんなんとかして」

とか

「対応が悪い 指導がなっていない」

とか

自分の部署からもクレームは多い

「あの人仕事しない」

とかとか 基本的に褒められることより厳しいことを言われることの方が多い

まぁそんなもの

心の声としては

「知らんがな」

って思うこと多々あり

それでは良くないから事実関係を行い改善していく

改善も全てがうまくいく訳もなく

自分の力量不足に参ってしもうこともある

管理職になって精神的に疲れて休養に入る人も結構いる

そんな中自分はどうやってメンタルを維持しているか?

自分が非難されているとは思わない

管理職という役割を演じている自分の力量不足

これは他人事にしているわけではない

仕事場での役割に対して言われていることだから仕事が終わったらそんなクレームや厄介な仕事は職場のロッカーの中に置いていく

次の日結局ロッカーから出さないといけないけれど・・・

それは仕事なので向き合うとして

管理職の自分が抱える悩みを四六時中持っていたら疲れてしまう

とりあえず職場のロッカーに置いていこう!

っていうのが僕の方法 そりゃ持ち帰って頭悩ますこともあるけれど

悩むことなんか他にもたくさんあ

家庭のこと お金のこと 老後のこと

全部抱えていたらしんどい

だから仕事の悩みは職場に置いて帰ろ

ありがとさんです!

自己中心性バイアスは見えない壁?

物事を自分の考えや経験だけで判断していませんか?

管理職として1on1でスタッフから話を聞くと「自己中心性バイアスが強い人」がいます。

というか、結構多いです。

今回はこの自己中心性バイアスのお話です。

その影響を理解して、克服する方法を考えてみましょう!

自己中心性バイアスとは?

そもそも自己中心バイアスは何かというと

「自分の経験や視点を基準にして他者や状況を理解しようとする傾向」

のことです。

これは無意識のうちに発生し、自分の立場から物事を見ることが当然だと思ってしまいます。

このバイアスが影響を及ぼすと、他者の視点や経験を理解しにくくなり、

コミュニケーションの誤解や対立が生じる可能性が高くなります。

結果的には全体を見ているようで見れていない印象です。

簡単に言えば自分の考え方強めな感じですね。

自己中心性バイアスの影響

  1. コミュニケーションの誤解: 自分の視点を中心に考える傾向が強いと、相手の言葉や行動を自分の視点で解釈しやすくなります。これが原因でコミュニケーションの誤解が生じ、関係が損なわれることがあります。
  2. 対話が限られるてしまう: 自分の意見や経験に偏りがあると、相手の対話が限られてしまう、制約される可能性があります。新しい意見や視点を受け入れにくくなり、成長や学びの機会を逃すことがあります。
  3. 人間関係のマイナス: 自分中心的な態度は、人間関係において信頼を損なう要因となります。相手の立場や感情を理解せずに行動することで、対立や不和が生じる可能性が高まります。

自己中心性バイアスの影響として上記3つが挙げられます。

自分自身の考えや行動で結果を出してきた人は、

今までやってきた方法が答えであることは理解できます。

結果を出してきたのですから。

その中で特に、過去に学んできた環境も影響します。

例えば、先輩や上司が「自己中心性バイアス」が強い人から教育を受けてきた場合

自ずとそういう傾向が強い気もします。

でも、今はその時と環境が違いませんか?

以前は似た思考・意見の人の集まりだったかもしれません。

だからうまくいったのかもしれない。

今の環境 はどうですか?

今の周りの人達、 今の自分の立ち位置はどうですか?

環境が変われば以前の方法ではうまくいかないことがたくさん出てきます。

自己中心性バイアスを克服するには?

ではどうやって解決しましょう?

  1. 意識的に視点を変化させる: 意識的に相手や他の視点を考え、自分の経験だけでなく、相手の立場や感情にも目を向けるよう心がける。
  2. 積極的に質問する:相手の意見や経験に興味を持ち、積極的に質問することで、自分の視点を広げることができます。開かれた会話が新たな理解を生むことがあります。
  3. 感謝と共感を表現する:相手の視点や考えを認め、感謝を表すことで、自己中心的な態度を和らげることができます。

この3つがありますが、そんな簡単には克服できないでしょう。

自分だけで自己中心性バイアスを克服するのはとても難しいと思います。

そんな時こそ、上司や先輩の出番となります。

簡単に「この視点で考えるとどう?」みたいな問いかけてみてはどうでしょうか。

自己中心性バイアスが強い人は一筋縄では行きませんが・・・

自己中心性バイアスは誰にでも潜んでいるものです。

しかしそれは、

意識的な努力と積極的なコミュニケーションによって乗り越えることができます。

他者との理解を深め、対話を通じてより豊かな人間関係を築くために、

自己中心性バイアスをほぐしてみてはどうでしょうか?

役割を分担した結果

部署としてやる仕事は色々あります

各業務には専門的な知識と技術が必要です

必要な知識も技術も上がってきています

ですが 全てのスタッフが全ての業務に対しての知識と技術を最上級にすることは難しいです

理由は業務の向き不向き 興味の度合い 好き嫌い があります

好き嫌いは大きく影響します

好き嫌いが興味の度合いに影響し知識や技術に影響します

好きな業務は得意な業務になっていきます

嫌いな業務

嫌いな業務は伸びません

大事な仕事であっても 嫌いな仕事は手を抜いてしまう

すると スタッフの間に温度差が生じてしまい 不満に繋がってしまいます

『社会人なんだから 仕事なんだから どんな仕事も ちゃんとやろうよ』

この感覚は人それぞれで 自分は他で役割を果たしているからと思っているのかもしれません

やってくれる人が仕事をしてくれるから組織としては全ての業務が出来ていますが・・・

これで良いのか悩みます・・・

不満への対応

チームのリーダーになると不満を聞くことが多くなる

「あの人は仕事が出来ない・・・」

「あの人は仕事しない」

「仕事が出来ないあの人と給料がたいして変わらない・・・」

いろんな不満、時に悪口

※大前提:僕には人事権は無いし給料も決められない

聞いて欲しいだけの不満

僕に与えられている権限が解っていて色々な不満を言ってくる

この不満は傾聴しかできないし相手もそれが解っていると思う

きっと、自分の気持ちを解っていて欲しいのかな?って思って聴く

考え方は色々だからそりゃ不満もあるよねって感じで聴くけど

聴くのってすごく大変!!

どうにかして欲しい不満

「あの人は仕事しない」

これはどうにかして欲しい不満

これには対応しないといけない

でもいきなり注意しない

明らかに仕事してなかったら(漫画読んでたり、寝てたり)注意して終わりだけど

まずは事実の確認

呼び出して話を聴く

僕はズバッと聴く事が苦手だから周りくどくなっていると思うけど・・・

まずは事実の確認

不満を言ってる側の間違いな時もある

話を聴かずに注意はしない

そして不満を言ってる側の勘違いであればそれはちゃんと伝える

これがひとつのパターン

次ももう少し考えてみたいと思います・・・

セミナーを計画!!

組織マネジメントを学んでいく方法として今までは

  • udemy
  • podcast

などで行っていましたが、

この度、講師を依頼して行うリーダーとして成長するためにセミナーを計画しました!

6ヶ月にわたるワークショップです。

興味がある方はセミナー案内のためのプレセミナーへご参加ください。

成果を出すには?

医療業界で成果を出すとはどういうことか?

病院の経営者ではなく現場で働くスタッフに求める成果とは?

個人個人の仕事・役割

医療技術職は医師の指示に答えることが仕事です

もちろん、医師に治療法について意見を述べたり提案することもあります

患者のために医師の指示の元に最良の医療を提供することが役割であることは間違いないかと思っています

リーダーの仕事・役割

マネジメントとは「成果を出すこと」ということはいろいろな本を読んで理解できました

問題はその「成果」です

個人の仕事は医師に指示の元に最良の医療を提供するために技術・知識を使うこと

ではその個人個人をまとめるリーダーの役割は

  • 個人個人の技術・知識を高めるサポートをすること
  • 個人個人の特徴を最大限に発揮できる場で活躍してもらうこと

この役割を果たすことが「成果を出すこと」と思っているのですが・・・

何か違和感と物足りなさ・・・

評価

今の僕が考える「成果」は数値で表すことができないんですよね

成果が出ているのかの評価がわかりにくい

そのために

関わる医師に採点してもらう?スタッフにテストする?

定量評価ができた方が個人個人の評価はしやすいですが・・・

リーダーとしての新たな課題

成果についてはまだまだ頭を悩ませます

そして今回出てきた新たな課題

スタッフの評価その中で「定量評価」と「定性評価」

リーダーとして課題は山積み・・・

「成果」について悩む・・・

前回、組織マネジメントについて改めて振り返りました

その中でマネジメントとは「成果」を出すことと書きました

その「成果」について悩んでいます・・・

成果とは「あることをして得られる良い結果」である

では、医療技術職の成果とは

医療技術職により異なる成果

医療技術職は多くの職種があり、「成果」は職種により違うと思っています

全ての技術職に共通している「成果」はきっと「患者の病気を治す」ではないでしょうか

そのために職種による専門的な知識と技術を提供することが技術職の仕事です

と言うことは

医療技術職の「成果」は専門的な知識と技術を提供することが「成果」?

専門的な仕事の「成果」

医療技術職は職種により行える医療行為が異なります

僕の仕事は医師の指示がないと行うことはできません

だから、医師から指示を受けて仕事をします

依頼を受けた仕事を無事に終わらせることが医療技術職のひとつの「成果」として考えて良さそうですが・・・

個人の成果と組織の成果の違い

「成果」について考えてみると個人の成果と組織の成果は違うことに気付きました

ここまで考えてきたことは「個人の成果」で

「医師からの依頼を安全に完遂させること」

が医療技術職の個人の成果と言えそうです

当たり前といえば当たり前ですね、そのために学ぶわけですし、それが仕事ですから!

じゃぁ「組織の成果」は?

「個人に成果をあげさせること」?

「より多くの仕事を行うこと」?

「組織の成果」についてはもう少し整理したいと思います・・・

職人の集まりをどうやったら組織にできるか

医療技術職で働く人たちは「職人」って感じです。

「職人気質」の人が多いと感じます。

全ての人たちがという訳ではありませんが・・・

基本的に「自分の技術・知識」を向上させる事に興味があります。

「自分の組織」を良くすることはあまり考えていないように感じます。

指導する側も技術の指導はしますが、組織について教えることはありません。

以前の僕もそうでした。

技術や知識は教えます。

しかし、組織については何も指導していませんでした。気にもしていなかった。

自分自身が組織について何も知らないからです。勉強していないからです。

だから、教えることができなかった。

医療技術者は技術を向上させていく事が最も重要であることは間違っていないと思います。

そのことが患者のため、務める病院のためになるからです。

しかし、僕自身の立場が変わり組織マネージメントを始めると、この職人気質の高いメンバーをまとめることがものすごく大変です・・・。

チーム医療

現在の医療は「チーム医療」です。他職種で連携して医療を行っています。

このチームは様々な職人の集まりです。

各々が専門性を発揮して医療を行います。

他職種で組まれるこのチームに必要なのは専門知識と技術、コミュニケーション能力です。

「組織」についての知識がなくても基本的には「医療チーム」として機能します。

反対に、十分な専門知識と技術がなければ役に立ちません。

組織を考えさせる

医療技術職の育成は、「職人」を育てれば十分な感じがします。

昔はその傾向が強かったと思います。現在もそのような施設は多くあります。

職人の集まりでうまくいっていればそれで良いとも思います。

しかし、マネジメントを勉強していく中で

「全体は個の総和に勝る」

という言葉を読んでから組織のマネジメントを考え直しました。

皆が組織を意識することで組織全体が成長する。

技術や知識だけでなく組織を考えて動けば医療全体がもっと良くなる。

そのためには何をしたら良いか?

どうやって組織を意識させ成長させられるか?

まずは、目的・目標をはっきり伝えることでしょうか・・・。